実験とレポート

40代なかば、東京在住のサラリーマン。日々発生するいろいろを定量的・定性的にまとめてみて、報告します。

武蔵小山にできた「昭和喫茶 ロマンス」には、静かでちょうどよかった

とくに予定がなかった土曜日の夜、中途半端な時間にレトルトカレーを食べてしまっていて、なんとなく晩ごはん分を損してしまいそうな気配。

せっかくだからと武蔵小山商店街にオープンしたばかりのロマンスに足を運んでみました。

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↑これはオープン直後の写真です


土曜日の午後8時半ごろに入店。

昭和っぽいメニュー展示がされていて、商店街でもちょっと目につく。お店には階段で2階にあがるタイプ。

足を踏み入れると、新店舗らしい溶剤のニオイがちょっと感じられるものの、席に座ったらもう感じないくらい。

店内の雰囲気は明るくて綺麗。
禁煙なので、昭和の頃の喫茶店の雰囲気とはけっこう違っている。

若者を惹きつけない雰囲気があるのか、店内の雰囲気は落ち着いている。

パスワードつきのWi-Fiが使えて、ふつうに居心地は良好。

もちろん、元気な若者が競い合うように爆笑しあっていたり。子供がドタバタ走り回ったりギャン泣きしている雰囲気も悪くない。
とはいえ、ボサッと休日の空いた時間、厭世的な気持ちとともに時間をすごせる場所が東京には意外にすくないもので、本来は落ち着けるテーマになっているはずのカフェ類でも、若い女性が数人いたら、もう華やいじゃう。
ロマンスはしっとり落ち着いていた。それだけでありがたい気持ちになった。

キャンディーズゴダイゴ、初期のサザンオールスターズといった懐メロがうるさくない程度でかかっていて、懐メロ用のジュークボックスが置かれていた。

椅子は硬すぎずやわからすぎずのベンチっぽいソファ。
ソファに対してテーブルがちょっと高め。お行儀悪くサンダルを脱いで足を組んだりしながらキーボードをカタカタやるには最適な高さ。

自分は「チョコレートパフェ(880円)」と「スペシャブレンドコーヒー(580円)」。
連れは「大人のお子様ランチ(980円)」と「プリン・ア・ラ・モード(880円)」を注文。

大人のお子様ランチは、ハンバーグ・オムライス・ナポリタンといった定番の組み合わせ。すごく美味しいわけではないが、濃いめではっきりした味付けで、昭和っぽいといえば昭和っぽい(たぶん当時のものとくらべたらとてもくっきりした味なんだろうと思う)。

コーヒーはちゃんと美味しくて、ドリップコーヒーを外で飲むとこのくらいするよね、という金額(580円)なので文句はない。

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チョコレートパフェはシリアルが多めなものの、生クリームが甘め強めなので相性がよかったです。

まぁ、たぶん話題になったり行列ができたりってことはない店なんだろうなと思います。

五反田、戸越、荏原、小山あたりには、スーパーフードが振りかけられた写真映えするスイーツには一周回って飽きている人が少なくないはず。

たしかにチェーン店よりは若干高めになるかもしれないが「阿鼻叫喚フィルター」だと思えばかなり安い。

PC作業が必要なときや、おもための本を読み切っちゃいたいときに便利そう。

「そうそう、こんなんでいいんだよ」といいたくなる雰囲気に、また来ようかな、と思った次第でした。